Management strategy

中長期ビジョン策定コンサルティング

経営者/経営企画と実効性高い
長期ビジョンの策定を目指す

不透明な時代、絶えず変化する経営環境の中、3年単位の計画に近い中期経営計画では、時代の変化に対応した変革を実現することは難しく、会社の方向性や事業ポートフォリオを大きく変更することはできません。
逆説的ですが、10年で実現したい姿(長期ビジョン)を改めて策定することで、経済・環境・社会の視点でどうあるべきかの再設計を行い、時代と共に変化し続ける経営への変革が必要です。

長期ビジョン策定の3つのポイントとありがちな誤解

Point 1
長期ビジョンとアジャイルな方法開発のセット

長期ビジョン=何を目指すのか、どのようなドメインで成長を目指していくのかを描く。そのために将来投資に資する領域やテーマを生み出すべく、実証実験を走らせていく。

誤解ケース
● 長期ビジョンからバックキャストで10年の上り方を描き切る 今後の新領域や、相手先もあるM&Aなど、不確実性が高い中、バックキャストで描き切れる会社はもはや世の中に一社もない。
● 長期ビジョンを踏まえて足元の社運に関わる経営判断を即座に実行する
国内既存事業縮小トレンドは合意できても、代替する新領域や事業がないと縮小タイミングや割合など決められない。また、新領域で経験やバリューアップする方法も確立していないのに、大型のM&Aの議論はできない。
Point 2
社内で合意形成することが一番重要

長期ビジョンは対外的なメッセージと捉えがちですが、一番重要なのは社内での合意。また、IRにおいては、将来の売上や利益規模などよりも、どのマーケットを主マーケットと捉えるのか、そこでの登り方のストーリーが重要。

誤解ケース
● 売上や利益の目標を描き切るのが重要
マーケット自体が伸びている中で、一定の蓋然性がある場合は価値があるが、機関投資家も新領域やM&Aを含んだ数字には興味がない。
● 現状を変える大規模な起死回生的な打ち手を決めて伝える必要がある
その打ち手が何らかのトラックレコードがあれば価値を生むが、トラックレコードが弱い段階で伝えるとむしろネガティブ
Point 3
ビジョン実現に向けたリソース配分を決める

長期ビジョンを実現していくために、アジャイルに方法を開発するための体制・コストは十二分でなくても良いが、必要最小限の中で、ベストな体制の構築が必要。

誤解ケース
● アジャイル体制を現業とトレードオフの中で置き切れない
現業との兼ね合いで、必要最低限の人材配置が出来ない。 ベストだと思われる人材が兼務でリソースを割き切れない。
● 内部リソースのみでの推進にこだわりすぎる
自社の強みを伸ばすポイントは良いが、これから獲得する強みや
ケーパビリティについて内部リソースで進めると時間がかかる、推進
が実現しない問題が発生する

中長期ビジョン策定コンサルティングでは
一気通貫でご支援します

コンサルティングステップ

長期ビジョン策定の意義・目的の整理確認から始め、長期ビジョンを議論した上で、
実現に向け3カ年計画との接続まで一緒に推進させていただきます。

長期ビジョン×アジャイルが理想の経営スタイルの時代

長期ビジョンからすべてをバックキャストして推進する時代ではありません。
長期ビジョンを描き、会社としての戦略ターゲット、事業ポートフォリオの入れ替え、強みとなるコア技術や文化と新しく獲得するコア技術や文化は何か。 それを実現する組織戦略はどうあるべきか。私たちは、皆さんの中にある想いを紡ぎつつ、未来に向けてどのように戦略をえがくべきか実効性にこだわって伴走していきます。

代表的プロジェクト事例

働き方改革コンサルティング
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