「キャリア自律研修を実施した。手挙げ制度も整えた。でも、動くのはいつも同じ顔ぶれ」「1on1で本音を聞いても、いざ実行段階になると部下が動かない」「”自分で考えて”と言うほど、現場が受け身になっていく」――多くの企業で、”善意のマネジャー”の下でこそ、自律の芽が静かに枯れています。原因は、能力でもツールでもなく、マネジャー自身が無意識に持つ「秩序を守る責務」と、それを支える組織の暗黙前提にあります。
『逸脱させるマネジメント』(石山恒貴・伊達洋駆/日本能率協会マネジメントセンター)は、越境学習の伴走者研究をベースに、自律を”支援する側”のマネジャーが備えるべきSTGモデル(Sense/Try/Grow)と8つのスキルを体系化した書籍です。本読書会では、共著者の伊達洋駆さんをお迎えし、本の中で”あえて書かなかったこと”や、行動科学の視点で見た”自律のブレーキ”を、対話中心の90分で読み解きます。